中医学を勉強するにあたり、訪れた中国。

 

日本では一般的に敷居の高いと捉えられている漢方薬ですが、中国では、生活の一部として根差している光景を多く目にし、薬剤師として衝撃を受けました。

例えば、スーパーマーケットや市場には、肉や野菜と同じように生薬が販売されています。

 

日本ほど医療保険制度の充実していない中国では、病気の予防ケアとして漢方が大きく関わっています。

 

各家庭では、その日の家族の体調に合わせて、食事の中に生薬を取り入れることにより、病気になりにくい体質作りを試みているのです。

 

こうした中国での実体験を経て、日本でも、中医学・漢方を日常的に取り入れることはできないものかと考える日々が続きました。

 

 

日本における漢方の可能性を確信したのは、2011年3月11日に起きた東日本大震災がきっかけでした。

 

自らも被災しながらも、支援ボランティア団体を立ち上げて懸命に活動を続けている友人を手伝うため、ボランティアとして被災地に入り、カウンセリングと漢方茶の提供を行いました。

 

被災者の方々と向き合ってみて、体は回復しても、心が元気にならないと本当の意味での「元気」は取り戻せないということを強く感じました。

 

そして、日本でも日常的に中医学・漢方の知恵を生活に取り入れ、心も体も笑顔で元気にいるための応援をしたく

オリエンタルハーブカフェを立ち上げました。

 

 

体と心、両面からのアプローチをすることにより、

 

“あなたmadeのオリエンタルハーブティ”と“あなた専門の薬剤師”として、

 

みなさまの健康と笑顔のお手伝いをさせていただきます。